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「あんな事があったね」と笑い合えたら

この結び目で世界を守るのさ (前半)

11月2日金曜日
私はこの日、仕事を休んで大阪城ホール椎名林檎のライブに行きました。
約半年前から首をなが~~くして、この日を待ち望んでました。
今回のキモブログですが、セトリをどうしても自分で記録したかったので、ペンとメモを手で持ちながらライブを堪能しました。
一緒にいた友人は怪訝な顔で私を見てましたがそんな目で見られても尚、セトリを把握したかった。
まず、今日は林檎さんのライブレポートをブログで書くので、これからライブに行く予定のある人や、
セトリを見たくない人、ネタバレが嫌な人は絶対に読まないでください。
読んでも私は一切の責任を取りませんので悪しからず。そして語彙力もないし
唯々感想を記録するだけのブログってことも心に留めておいてくだされば私は幸いです。






まず、PAやオーケストラの演奏者は全員白衣のような白い衣装着ていた。
もうこの時点で一曲目に何が来るのかは、何となく想像ができる人も多かったと思う。
というか、大阪城ホールってこんなに小さかったっけ、という感覚。いや、自分がデカくなっただけかな。
いや、それか金曜日の平日だから少しキャパを小さくしたのかな。
オープニングは宇宙船のようなものをイメージしているのか、黒いミラーボールのような、
ガンツみたいな球体がキラキラ回りながら光って
トロンボーン」や「ドラム」など、様々な楽器の名称がテロップで映し出されるたびにその楽器を持った
演奏者が演奏する。オープニングだけでもうちびりそう。









No.1: 本能(mummy-d Ver)
デビュー20周年、の幕開けはこの曲からスタート。まず、主役の林檎さんではなくmummy-dが登場したのには本当に声を失うくらい驚きました…
会場の盛り上がりもこれがピークなんちゃうんかってくらい熱気がすごかった。
しかも「流行」が来るかと思いきや、本能でラップするんかよ…どんだけカッコいい始まり方やねん。
完全にアダムとイヴの林檎の本能でしたけどもうカッコよすぎてあまり覚えてない。
そしてmummy-Dがラップしている間に、ステージの後方には何やら怪しげな透明のガラス張りケースが静かに登場。中には王冠を被った林檎さんが。
そしてもう此処からは、椎名林檎ファンに限らず知らない人はいないであろうあの名シーンが再現される。
そう、透明のガラスを林檎さんが正拳突きで勢いよくバリーーン!と突き割って中から登場。あれは…見て思ったのは…ちと危ないと思いました。
手怪我しないのかな…なんて。笑 いたそ~。
あと被ってる王冠がデカくって、ガラスケースに突っかからないかヒヤヒヤして見てました。まさに不惑の余裕始まりにぴったりの登場の仕方。

No.2: 流行
まぁmummy-dが来てくれているからにはこの曲をしないはずがないですよね。
バックスクリーンに映し出されるダンサー「MIKIKO」と「BAMBI NAKA」
そして名越由貴夫さんの超絶ギターソロ… 1曲目の本能が凄すぎて、もう言葉にできません(多分後50回くらいこの単語使います。)

No.3: 雨傘
この曲、正直そこまでいっぱい聴いていた曲ではなかったですが今年に入ってから何故かよく聴くようになった曲。
最初のギターが最高にかっこいい。原曲のまま歌う林檎さん。
最近の林檎さんは、割と演歌っぽいというか、ゆったりとした歌い上げる系が多いけれど
こんな感じの激しめ疾走感溢れる曲を聴けたこと、バックスクリーンが赤や青の閃光豪雨になっているのも最高に良かった。

No.4: 日和姫
「逆輸入~港湾局~」に収録されている中で、私が一番好きな曲。雨傘の次にこれ持ってくるんですか…
雨の次は晴れをイメージしてるんでしょうか、勝手な推測。サビで林檎さんが余裕旗を左右に振ると、会場にいるみんなが一体化して
一種の宗教のように林檎さんに合わせて旗を振る。林檎教…
ちなみにこの曲は元はPUFFYの曲です。そう言われてみれば確かにPUFFYぽい曲調だな。元気になる明るい曲。
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No.5 APPLE
DJ TOWA TEI ここでやるのか~全然読めない、というかこーゆー曲もライブでやってくれるんですね。
浮き名が出たとき、確か私は大学4回くらいだったかな。就活に失敗して、失恋して精神がそれは最高に荒んでたな~と
ライブ中に懐かしい気持ちになりました。どうせなら富田ラボさんfeat.の「やさしい哲学」も聴きたかったな。
あとは恋愛発覚中とか、殺し屋危機一髪も。いかんいかん、ライブの話から脱線。

No.6: MA CHERIE
この曲、今回のライブで唯一、全くわかりませんでした。まじで悔しい。
色々調べてこのタイトルを見つけたのですが、どうやら小松奈々が宣伝していたシャンプーのCM「マシェリ」の曲だそうで。
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いや~~~~これはわからん、というかどこに音源あるの?フルはどこで聴けるの?知ってる人いたら是非とも知りたい教えてほしい。
この動画も正直なところ「マシェリマシェリ…」しか言ってないし曲が不明確過ぎ。お手上げです。
可愛い人 可愛い人 鏡よ鏡 大丈夫、ちゃんと事実ばかり見てる  
っていう歌詞しか記録してません(;´・ω・)これは完全に自分の勉強不足でした。

No.7: 積木遊び
はい、待ってました無罪モラトリアムから来ました。この曲は4年前の年女の逆襲でもやっていた気がする。
林檎さんきっと歌ってて好きなんだろうな。ライブでも盛り上がるし。
ここにきて漸く、90年代のアルバム曲を聴けて嬉しい。

No.8: 個人授業(フィンガー5 cover)
まさかのフィンガー5。 なんだこの曲新曲!?えっこの自称林檎ヲタクの私がこんなに知らん曲あるんかいな
って思ってたら余裕のカバーだった。林檎さんが担当の先生だったら踏まれても良い。
わざと宿題忘れるどころが失くして怒られたい。林檎さんと個人授業か…どうしてもエロい事考えてしまう。
可愛いカバーでした。

No.9:  どん底まで
3年ほど前にリリースされた「至上の人生」のカップリング。至上の人生ではなく敢えてこっちを歌うんだね。
個人的には至上の人生のほうが好きなんですよね。
この時の林檎さんは金髪ショートで可愛いというよりかはクールビューティーなイメージ。

No.10: 神様、仏様
椎名林檎のアクの強い部分が最高に出てる曲。このあたりの曲は
タイトルも個性的なので逆に覚えれない。思想が強めで若干曲を聴くのも怖かったり、リラックスして聴く曲ではないけれど
カッコよさは劣らない。これを聴くと完全にスマホのCMの林檎さんしか脳裏に出てこない。
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No.11: 間奏 
ここでちょいと休憩。オーケストラ楽団が、東京事変の「化粧直し」を演奏する。
良いよね、化粧直し。ボサノバチック?ジャジーなこの曲をオーケストラで聴けるの最高やった。
化粧直しの曲の良さを理解している男性は、女性の気持ちもわかってくれるような気がする。
化粧直しが終わった後は、急に怪しげな放送が始まる。よくよく聞くと
「本日は母の博覧会にお越しいただき、ありがとうございます。」と、5歳児の若旦那が喋っている声が…!
可愛いかよ。こんな落ち着いた話し方出来る5歳って存在するんですね。っていうか林檎さんの子供って
どんな教育を受けるんだろう…「正解」を「ウェルダン」って歌うお母さまだからね…どんな会話するんだろう…

No.12: カーネーション
可愛い若旦那の声を聴いてる間もなく、この曲が始まる。
会場は藍色に包まれて、生のハープの音が響く。幻想的でとっても美しかったです。
ライブが始まって、漸くバラードが来たなぁって感じ。今の今まで割とアゲアゲな曲ばかりだった気がしたので。
後思ったのは、林檎さん割とドラマの主題歌歌ってるよなぁ、ってこと。

No.13: ありきたりな女
この曲は私が好きな椎名林檎の曲リストでも上位に入る一曲。「幼い…」と、林檎さんが歌い始めると
後ろの席の人が「いいね‥」と呟くのが聞こえた。良いよね最高やね、あなたとはいい友達になれると思うわ。
なんせ聴いてて気持ちがいい。4年前の年女の逆襲では、これをアンコールでやってくれたなぁ。感動した。
劇団を見ているような気持ちになる曲。カーネーションの時に衣装チェンジしてた林檎さんは
GUCCIのピンクのワンピースを着ていました。お値段なんと、¥1,394,800 もはや服ではない値段。
今年の秋冬の新作だそうで。
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後半へ続く。