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「あんな事があったね」と笑い合えたら

君だけに伝えたい言葉 行く当てもなく今日も漂う

2ヶ月ほど前から、ありがた迷惑で月一の通院に栄養指導がついた。A1cの正常値は平均6が望ましいのだが、1型糖尿病の私は8代である。
このままでは合併症を引き起こす確率は高く、
妊娠も危険だから。
わかっている。もう、全部わかっている。
耳たこなのだ。
野菜を食べて、炭水化物は控えめに。
適度に食後は運動して血糖値の上昇を抑える事。
トマトが好きだから積極的に食べていたら、トマトはフルーツと同じと考えて欲しい。
スーパーの出来合いの卯の花を食べていたら、
砂糖が多く含まれている可能性があるから気をつけろ。
自分のやっている事が否定されているようで、努力を侮辱されているようで、でも何も反論できなくて。

何故、自分だけなんだろうとよく考える。
何故自分だけこんなに毎日健康のことを考えて生きなければいけないのか。
そりゃもう若い年齢ではないから、きっと周りの友達も一緒なんだろうけど…与えられた壁が私は少し高くないか?と思う。

在宅ワーク3ヶ月目。愈愈、心の病みが加速している。だからと言って本社勤務に戻りたいかと言われればそういう訳でもない。
あんなに自ら在宅ワークを志願していたのに、結果なってみたらなったで満足していない。
顧客の電話を取らなくて良いのは勿論楽だし、お昼休憩は好きなYouTubeのゲーム実況も見れたし、本も漫画も読める。本社だったら私がたとえ休憩中でも電話は鳴り止まない、休憩中でも平気で話しかけられる、隣デスクの人は普通に仕事しているので気を使うなどなど…
心の休まり具合は天と地の差。

さっさとこんな会社辞めたいと思ってる。
でも実際問題そんな訳にはいかず…
そこで今、私はダブルワークを考えている。
どうせ遠距離で月一でしか会えない彼氏と、会わない週末は退屈なのだ。友人との飲みでは埋められない心の穴があるのだ。それを埋めるのならもう金を稼いでやろうという気持ちである。
まぁどこまでダブルワーク出来るのかわからないけど…連絡きますように、と願っているところ。

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去年29歳の誕生日に、東京から遠距離で来てくれた彼氏が新幹線に乗って、真っ白な花束を抱えて家まで届けてくれた。
そこから白い花に惚れている。バチェラーに出てくる真っ赤な薔薇よりも白薔薇が大好きだ。
因みに、lisnのお香も朝焚いているのは「ホワイトローズと泡」という名前である。

今日も1人ぽっち、丸太町の角部屋で眠りにつく。