.

「あんな事があったね」と笑い合えたら

2020-01-01から1年間の記事一覧

窓を開けて飛び立てる

久しぶりの実家 温かい豚汁と、炊き立ての艶々のお米粒達 そして温かい湯船 温泉の香り 猫アレルギーが酷くて、いつもくしゃみと目の痒みが止まらない私を見兼ねた母は、私が実家に帰る日は入念に掃除をしてくれる。 「いつもありがとう」こんな些細な8文字…

どれも普通のことだから

久しぶりにブログを更新してみる。コロナのせいで楽しさが半減した夏が終わりにかけて、夜は半袖やノースリーブを着てると少し寒いくらいになった。 学祭の準備に取り掛かる季節。 昔は夏が好きだったけれど、ここ最近は秋から冬にかけての方が好きだ。 コロ…

この世は不思議なことばかり

日に日に溜まる洗濯物 熱湯をかけて、中性洗剤で洗う、モケモケになってきた紙のマスク 28歳にして初めて使う湯たんぽ ようやく、伸ばしている髪の毛が肩を過ぎた頃、日本には春と一緒に変なウイルスがやってきた。 会社の人とのお花見も、飲み会も、友達と…

泣いて歩いた夜もまだ懐かしむ様に

2月下旬ごろの三連休最終日私は震える声と手で、自分で救急車を初めて呼んだ。持病の低血糖だった。低血糖の時は、基本的に冷蔵庫に常備してある紙パックの野菜ジュースを一本飲む。凡そ1単位、80カロリー程のブドウ糖、糖質が摂取できるから、甘いお菓子を…

雨に降られようが 明日は変わるもんか

「私、箭野さんの知らなかった部分があります。 箭野さんって、とても楽しそうに仕事をする人なんですね。 あなたがいると周りが明るくなる。」 給湯室で来客の済んだコーヒーカップを洗っている私ににっこり微笑みかけたその人は、かつて私の後輩だった。別…

独り言を口ずさもう、一緒に

気が付けば、2020年ももう既に4日が経過しようとしている。 サザンオールスターズの桑田さんとユーミンが二人で平成最後の紅白歌合戦のトリを飾っていたTVを見ながら年越しをした2018年の大晦日がつい昨日のことかの様に感じる。 2019年は、光の射すことのな…